零〜紅い蝶〜

双子の姉妹、は、幼い頃の数年間を過ごした故郷にやって来た。
二人にとって秘密の場所だったこの沢は、夏休みが終わるとダムの底に沈んでしまう。
が、ふと顔を上げると、の姿が消えている。
あたりを見まわすが見つけたのは、ぼんやりと光る紅い蝶を追って森の奥に入っていくの姿だった。
を追いかけるは、いつのまにか霧にけぶる山道に一人立っていた。
「…お姉ちゃん?」
ゆっくりと振り返る紅い蝶たちが一斉に舞い立つ。
地図から…消えた

二人の前には、霧に包まれた薄暗い村が広がっていた… (公式サイトより)

とりあえず友達から借りてみたゲームなのですが、これをする前に一度刺青の聲を途中までやったことがあったんですね。
だから操作方法や物語はなんとな〜くわかってはいたのですが…

という舞台だったからなのでしょうか?そこまで、怖いといったようには思えませんでした。
まず、射影機というカメラみたいなものを使って不気味な怨霊たちを倒すことが出来るのですが、
このシステムが結構快適で、慣れてくるとすごい楽しいので、怨霊達が出てくることにあまり恐怖が感じられず、
むしろ”早く出てこないかなー”なんて思ったり。それで、怨霊達が出てこなくなったら逆に怖くなることがしばしば…

それから、怨霊。あんまり怖くありません。むしろ可愛いかもしれません。
なんか知らないけど貞子みたいな女、よく分からないけど上から変な体勢で落っこちてくる女、可愛すぎる幼女。
全部愛らしかったですね。ちょっと怖い時もあったけど。
でも男の怨霊、というか村人達はかなりウザかった!
なぜか武器を持って襲い掛かってきます。そのせいで、結構武器で襲われるとダメージを食らってしまいます。
これがかなりイヤでした。でもイヤだからこそダメージ無しで倒せたときは結構嬉しかったり。

怨霊だけでなく主人公も可愛いものですから、プレイするのは楽しかったです。
人から借りたものでそこまでやり込むことはできなかったのですが、クリア後に出てくるコスチュームも可愛い!
もう後に残ったのはとにかく可愛かった!という感情。
あとエンディングが良かった。結構”感動した”という意見が多いようですが、
自分は感動というよりも、言葉では上手くいえないんだけど…!!という感じ。

とにかくこのゲームは悪いところが少ない(ていうか無い?)と思います。物語りも良い。
だから、オススメ!