クロックタワーゴーストヘッド
気付くと、自分の周りには倒れた友人たちがいた―
転校を機に、おじの家へやって来た内気な性格の
優
。
しかしそこは
黄色い血を流した死体と、奇妙な笑い声が鳴り響く家へと変貌していた。
体験したことも無い恐怖に、
優
の中でもう1つの人格、残虐非道な男”
翔
”が現れる。
クロックタワー2をやり終えて、やってみた作品。
実はクロックタワー2を買う前にほしかったんだけど、あまり近くのゲーム屋に売ってなかったんですね。
それで、すごい待ってる期間が期待を膨らませる…というか、とにかく期待してやってみたゲーム。
個人的には、大っ好きな作品。
多分、いつまでも心に残る作品の1つになったと思います。
まあその理由は、ゲームをやってみた人なら分かるのですが…
翔
が
カッコいい!とにかく
カッコいい。
優
のときは拳銃は全く扱えないのに
翔
の場合は、敵に向かって撃ちまくり。
優
のときは言葉遣いも女の子だから普通なのに
翔
は人格が男だから
当然言葉遣いも男の言葉
になっていて、
その一つ一つがなんだか
優
とのギャップがあって凄くいいんです。言葉遣い悪いんですけどね。それがいい。
うるさいガキがいたら、「調子乗るな」と言いますし、
もたもたしているオバサンがいたら、「さっさといけ!」とも言います。
とにかく
二重人格システム
がいい。最初は、「面倒そうなシステムだなぁ…」と思いながらコントローラー握ってました。
もちろん
このシステム、とても面倒なものでした。
けれど、
すごい新鮮
だったんです。
優
と
翔
の人格を左右する鍵は”
ミコシ様
”というお守り。
このお守りを持っているときは
翔
は絶対出てきません。逆に持っていないときに、
優
がいわゆる恐怖(?)を感じますと
翔
が出てきます。
このシステムを上手く利用して、物語を進めていけないといけません。
はい、
とても面倒です。
しかし
翔
ではないと取れないアイテム、
優
ではないと進めない時がしょっちゅうあるので、
この面倒なシステムを面倒くさがらずにやらなければ、エンディングを全部見ることはできないでしょう。
なんせ
エンディングは
12個
もあるんですから……
敵について言うと、千夏という
イカれた幼女
と
鉈を持った男、
才堂がボスみたいな存在です。
で、途中から出てくる
ゾンビがいわゆる雑魚敵
みたいなものです。
雑魚敵といっても結構人数が雑魚らしく多い奴らなので、
こいつらを倒すのにも一苦労だったり
します。
千夏と才堂は個人的にはあんまり怖くありません。
うーん、というかんじ。
なんか結果的に考えると
ゴーストヘッドはあまり怖くないゲームでした。
むしろ
翔
に
萌えるゲームかもしれません。
それ程
翔
は大きな存在な気がします。
ハッキリいっちゃえば
翔
がいなければゴーストヘッドはあまり面白くない…かも。
まぁ、普通でちょっと引っ込み思案な女の子が、横暴な男の人格へ変わるのを見たいなら買って損はなし。
上では色々言いましたが、
ゴーストヘッドは全てを見れば
大好きな作品
です!
クロックタワー2をやったことある人の方がすぐ攻略できるかも。